夏場に注意すべき病気!寒冷じんましん、隠れ心臓病、突然死

寒冷じんましんは寒暖の差による冷たい刺激で発症するアレルギー反応です。
寒冷じんましんはゆっくり温めるのが対処法になります。
中高年の寒冷じんましんは血液系の病気が隠れている場合があるので要注意です。
夏場の脳梗塞は心房細動による隠れ心臓病が原因となっている可能性があります。
脈を測る習慣を作り異常を早期発見しましょう。




■寒冷じんましん

寒冷じんましんとは、冷たい風や冷たい水に触れたところにミミズ腫れのようなかゆい発疹が起こる病気です。
寒冷じんましんは暑い場所から涼しい場所に移動したときの寒暖の差による冷たい刺激で発症するアレルギー反応です。
アレルギー反応が全身に広がると神経麻痺や呼吸困難などを引き起こす場合もあります。

身体の中に突然異常なタンパク質が作られ、冷たい刺激を受けると異常なタンパク質同士が集まり固まります。
この固まった異常なタンパク質を免疫機能により排除しようとしてくれますが、同時にかゆみの元となるヒスタミンも放出されます。
その結果、かゆみが現れて皮膚を赤く腫れ上がらせてしまいます。
一般的にじんましんは冷やせば引いていくことが多いですが、冷えることで発症する寒冷じんましんには逆効果になってしまいます。

■寒冷じんましんの対処法

寒冷じんましんを発症した場合は、ゆっくり温めるのが正しい対処法になります。
外出時には上着を持っていきましょう。

■寒冷じんましんが起こりやすいシチュエーション

・屋外からエアコンの効いた部屋に入る
・冷たい水で洗い物をする
・カキ氷やアイスなどを食べる
・プールや海に入る
・お風呂で温まったあと脱衣所の冷気に触れる
・裸足で冷たいフローリングを歩く

かいた汗が冷やされることで皮膚の表面温度が下がるので要注意です。
プールや海は特に注意が必要で、全身が冷えて寒冷じんましんを発症し意識を失い溺れる危険性があります。

■中高年の寒冷じんましんは要注意

中高年で寒冷じんましんを発症したら、危険な病気が隠れていることがあるので要注意です。
血液系の悪性腫瘍・多発性骨髄腫という病気の場合は、異常なタンパク質を作り出してしまいます。
血液系の病気になると冷やされることでじんましんの元となる異常なタンパク質が作られます。
血液系の病気が寒冷じんましんを引き起こすこともあります。
寒冷じんましんをきっかけとして大きな病気が見つかることもあるので放置せずに医療機関を受診しましょう。

■脳梗塞について

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり酸素や栄養が行き渡らずに壊死する病気です。
脳梗塞は6月〜8月の夏場に最も多く発症しやすくなります。
夏に多い脳梗塞の半数以上が隠れ心臓病が原因となっている可能性があります。

隠れ心臓病の多くが自覚症状がありません。
80歳以上の10人に1人が隠れ心臓病だといわれています。

■心房細動が隠れ心臓病の原因

心房細動とは心臓の心房がけいれんする病気です。
心房の中が1分間に約600回ぶるぶる震えるような状態になってしまいます。
心臓は大きく4つの部屋に分かれていて、下の部屋が心室、上の部屋が心房になります。
上の2つの心房がけいれんする病気が心房細動です。
ストレス、睡眠不足、アルコールなどが要因となって発症するといわれています。

心房が細かくけいれんを起こし正常に動かなくなることで心房内の血液がよどみ血の固まり血栓ができます。
この心房で作られた血栓が心室に下がり心臓から飛び出します。
そして脳の血管を詰まらせて脳梗塞を引き起こします。

夏場は水分不足でドロドロになった血液は痙攣する心房で流れが悪くなり溜まりやすくなります。
それが血栓となり脳梗塞を引き起こす可能性が高まってしまいます。

■脈を測る習慣を作る

手首にある動脈を3本の指で触れて測ります。
正常な成人の場合、1分間に60〜100回になります。
この正常値から外れていたり、脈のリズムが乱れている場合は要注意です。

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