セルフチェックで病気の早期発見、痛風、腎機能、循環機能、胃腸機能、肝機能、糖尿病、四十肩・五十肩

どんな病気でも体はその前段階でサインを発しています。
そのサインを見逃さないでそれに早めに対処することが大病を患わない・手後れにならない・健康増進に一番大切です。

■耳たぶのしこりで痛風のセルフチェック
耳たぶのしこりは痛風(つうふう)のサインの可能性があります。
痛風の原因となる尿酸の結晶は体の末端・足の親指などに溜まりやすいのですが、実は耳たぶにも溜まりやすくなります。

■手の平が赤みで血液状態のセルフチェック
手の平が赤くなるのは腎臓が悪いとも言われていますが、多くのは血液の循環が悪くて毛細血管の血が滞って血管が拡張した状態とされています。
疲れたときや血が汚れているときに出やすくなります。

■目の周りや目の血管で腎機能のセルフチェック
目の周りや目の血管は内臓の状態が分かりやすい。
目は温度や湿度などの影響を受けにくく、その時点での血液の状態を把握すやすいところです。
腎臓の機能が落ちると血液中の老廃物のろ過機能が低下します。
そして水分の代謝も悪くなり血液循環が悪化します。
目の下のクマは皮膚が薄い目の下で老廃物が溜まった血液が見えている状態とされています。
通常睡眠不足によるクマは2〜3日で消えますが、長引くようであれば腎機能低下の可能性があります。

■手の甲の静脈で循環機能のセルフチェック
手の甲の静脈の状況で血液の状態が分かります。
年を取ると目立ってくる手の甲の静脈。 浮き出ているだけでは問題はありません。
通常手を上げると静脈の膨らみは消えますが、消えないときは血液の循環障害の可能性があります。
心臓・肺・腎臓など臓器の障害が潜んでいる可能性があります。

■口元が荒れから胃腸機能のセルフチェック
口元が荒れていると胃腸障害の可能性があります。
口角炎(口元の荒れ)が治りにくいのは、ビタミンの吸収が悪いということが推測されます。
そういう場合は胃炎や胃潰瘍の可能性があります。

■目の縁から動脈硬化のセルフチェック
角膜(黒目)の少し上の縁に白い輪が出て来ることがありますが、これは老人輪とも呼ばれ年をとったサインとされています。
最近では若い人にも見られこともありますが、これは動脈硬化が起こっている可能性を示唆しています。

■眉毛から甲状腺機能のセルフチェック
眉毛の外側1/3が薄くなると甲状腺の機能低下の可能性があります。
甲状腺は代謝を促すホルモン(サイロキシン)を分泌する大切な臓器であり、その甲状腺の衰えは冷え・便秘・むくみ・脱毛・無力感などの原因にもなります。

■鼻の赤みで肝機能のセルフチェック
お酒を飲んで鼻が赤くなるのは、肝機能低下の可能性があります。
肝臓が衰えると男性にもあるという女性ホルモンが肝臓で分解されずに体に溜まり、毛細血管が拡張して鼻の頭が赤くなります。

■耳の下の腫れから糖尿病のセルフチェック
耳の下にある耳下腺(じかせん)が腫れると糖尿病の可能性があります。
耳下腺は唾液を分泌する腺であり、唾液の中のアミラーゼ(炭水化物を消化する酵素)は膵臓からも分泌されます。
糖尿病で膵臓の働きが衰えるとその働きを代償するために耳下腺が腫れてきます。

■四十肩・五十肩のセルフチェック
四十肩・五十肩は完治するまでに1年程かかります。
しかし早期発見で症状を予防できたり、治るまでの期間を短縮することができます。
●四十肩・五十肩のセルフチェック方
・背中で手をクロスさせ指先が付くかどうかをチェック
・ヒジを直角に曲げて両腕を水平に90度開くかをチェック
・手を背中にまわし腰の高さより上に手が上がるかチェック
以上3つのどれか一つでも出来ないときは四十肩・五十肩の可能性があります
●四十肩・五十肩予防 アイソメトリック運動
・手を胸の前で組んで両腕を左右に7秒間引っ張る
・手を組んだまま頭の後ろにもっていき左右に7秒間引っ張る
・胸の前で手の平を合わせて7秒間押します

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