頻尿・尿もれ・尿失禁予防改善、骨盤底筋体操

頻尿(ひんにょう)・尿もれの方は自己判断で大変体調を崩す人が多くなっています。
早めに病院に行き生活のリズムを変えるだけでも改善する可能性が高くなります。
尿トラブルは早期発見・早期治療が大切です。
尿意は膀胱に一定の量(100cc〜200cc)が溜まったときに感じます。
膀胱の大きさは男女ほぼ同じでトイレの近さには関係ありません。
排尿することは尿道の中の雑菌を洗い流す効果もあります。

■抗利尿ホルモン
睡眠中は膀胱に収まりきるように尿の量を調節ホルモン(抗利尿ホルモン)が多く分泌されます。
朝一番の尿の色が濃いのは排尿の日内リズムが正常な証拠です。

■頻尿(ひんにょう)の疑い
・日中8回以上
・就寝中1回以上
・生活に支障があり本人が悩んでいる状態である

たんに水分を摂り過ぎて回数の多い場合は頻尿ではありません。

■男性の尿トラブルの主な原因
尿道の付け根である前立腺の炎症や肥大化することでトラブル起こります。
尿道が圧迫されて狭くなってしまいトラブルが起こります。

■女性の尿トラブルの主な原因
膀胱などを下から支える骨盤底筋(こつばんていきん)の緩み、膀胱や尿道が変形して尿トラブルが起こります。
更年期以降の女性では出産の経験・肥満・運動不足などで骨盤底筋(こつばんていきん)の緩んでいきます。
骨盤底筋(こつばんていきん)便秘や咳など、お腹に力を入れたり、力んだりすることで緩んでしまいます。
これがトラブルの原因になってしまいます。

■肥満がトラブルの原因になる
肥満は前立腺炎の原因にもなります。
お腹の脂肪が前立腺を圧迫し血流が悪化し炎症が起こってしまいます。

■座りっぱなしがトラブルの原因になる
イスなどに座った状態が長いと下から前立腺が圧迫されて炎症が起きやすくなります。

■飲酒時は倍の水分を摂る
アルコールは身体の水分を奪い、排尿バランスを崩す危険因子にもなります。
お酒を飲むときは2倍の量の水分を摂ることが大切です。

■グランベリー
グランベリーには尿道の雑菌の繁殖を抑えてくれる働きがあります。

■トイレの入り方:考える人のポーズで排尿する
考える人のポーズで排尿すると尿をすっきり出し切れるそうです。
足を便器に引き寄せ、かかとを30℃ほど上げます。
ヒジがヒザにつくように考える人のポーズになって前傾姿勢をとると尿道が垂直になり尿を出しやすくなります。

■骨盤底筋体操(こつばんていきんたいそう)
まず仰向けに寝てヒザを立て足を肩幅に開きます
そのまま大きく1回深呼吸します
もう一度息を吸い、肛門を占めながらゆっくり息を吐き切ります

朝晩30回ずつ行うことと効果的です
お腹が上がる感覚があれば骨盤底筋が鍛えられている証拠です
骨盤底筋体操は立ちながらでも座りながらでも手軽に出来ます

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