髪の抜け毛・薄毛予防改善、正しいシャンプーの仕方、抜け毛・薄毛予防マッサージ

■髪の毛の軟毛化現象(なんもうかげんしょう)
軟毛化現象とは、産毛のような細く短い毛髪なってしまう現象のことです。
髪の毛の寿命は平均で3〜7年。
役割を終えた髪は自然に抜け落ち生え変わっていきます。
ところが、男性ホルモンが毛穴から分泌される酵素と結びつき髪の成長を阻害させる物質に変化してしまいます。
すると髪の成長途中であっても細く柔らかい軟毛になってしまったり、髪が成長しきる前に抜けてしまいます。
特に男性の場合、男性ホルモンの影響を受けやすく、この体質が遺伝すると軟毛化が進みやすくなると言われています。

■男性ホルモンは女性の抜け毛・薄毛に影響
男性ホルモンは女性の身体にも存在しています。
何らかの原因で女性ホルモンの分泌が乱れたとき、女性であっても男性ホルモンの影響を受けてしまいます。
すると女性でも抜け毛が増えたり、髪が薄くなってしまいます。

■抜け毛・薄毛の原因“ぎとぎと地肌”“ひえひえ地肌”チェック
1:夕方になると髪の毛がべたつく
2:脂っこい食べ物が好き
3:日傘や帽子が嫌い
4:最近髪の毛がパサつく
5:冷え性である
6:寝ているとき歯ぎしりをする

1〜3のひとつでも当てはまったら“ぎとぎと地肌”
4〜6のひとつでも当てはまったら“ひえひえ地肌”

■抜け毛・薄毛の原因になる“ぎとぎと地肌”につて
ぎとぎと地肌とは、必要以上に皮脂が出ている頭皮のことです。
皮脂を作り出すのが皮脂腺になります。
頭皮は身体の中で最も皮脂腺の多いエリアです。
この皮脂にコーティングされることで、頭皮は髪の毛からの水分の蒸発を防ぎ、潤いを保持しています。
夕方になると髪の毛がベタ付く人は要注意です。
この状態を放っておくと、やがて大量の皮脂が毛穴を塞ぎ、小さな炎症を引き起こします。
すると髪の毛の成長が妨げられ、抜け毛・薄毛となる可能性が高まります。

■皮脂量増加の原因について(髪の抜け毛・薄毛の原因)
皮脂量増加の大きな原因の一つが脂ものの摂リ過ぎです。
脂っこい食べ物を摂リ過ぎると血液中の脂質が増加し、脂質は皮脂腺に溜め込まれ皮脂量の増加を促進します。
脂ものの摂リ過ぎは、ドロドロ血や肥満だけではなく、抜け毛・薄毛の原因にもなっています。

■甘いものの摂リ過ぎにも注意が必要(髪の抜け毛・薄毛の原因にも)
血液中に余った糖は、皮脂腺に取り込まれて皮脂に変化します。
そのため皮脂量の増加を促してしまい抜け毛・薄毛の原因になってしまいます。

■頭部の紫外線対策(髪の抜け毛・薄毛の予防対策)
紫外線を浴びた皮脂は過酸化脂質に変化します。
毛穴によりいっそうこびりついてしまいます。
この状態を放っておくと、髪の毛が成長途中で抜けてしまう可能性があります。
特に毎日、分け目を同じにしている人は要注意です。
炎天下でむきだしの分け目部分は、大量の紫外線を浴びてしまいます。
そのままでは分け目を中心に抜け毛・薄毛が増加していく可能性があります。

■正しいシャンプーの仕方(髪の抜け毛・薄毛の予防対策に)
●頭は最後に洗う

浴室入って時間が経つと、蒸気により頭皮が温まります。
すると立毛筋という組織がゆるみ、毛穴が開きます。
その結果、シャンプーの際に溜まった皮脂が流れやすくなります。
●シャンプーの際は、生え際から頭頂部に向かって洗う
髪の毛は頭頂部にあるつむじを中心にして、生え際に向かって生えています。
そのため毛穴に指先が届きやすいように髪の流れと逆方向に洗うのが皮脂の除去に効果的です。
ただし頭皮を傷つけると逆効果なので、指の腹を使って洗うようにします。
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■抜け毛・薄毛の原因になる“ひえひえ地肌”につて
ひえひえ地肌とは、血行不良を起こしている頭皮です。
髪の毛に必要なアミノ酸などの栄養は、血液によって運ばれ成長しています。
しかし頭部の血流が何らかの原因で滞ると、栄養素は運ばれず、髪の成長が妨げられてしまいます。
その結果「髪の毛にコシがない、パサつく」など栄養不足による髪の悩みが発生します。
その状態を放っておくと、未熟な髪の毛が抜け薄毛が進行してしまいます。

■頭皮の血行不良の原因(髪の抜け毛・薄毛の原因)
●長時間冷房環境で過ごす

冷房の効き過ぎによって手足などが冷えると血行不良になり、冷え性の症状があらわれます。
実は頭皮も同じで、頭皮は身体の末端にあるため、冷えによる血行不良が起こりやすくなります。

■歯の不調がひえひえ地肌を引き起こす
噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりをすると、口の周りから頭部に繋がる咀嚼筋という筋肉を緊張させてしまいます。
それによって頭皮の血流が著しく低下してしまうことがあります。

■頭皮血流アップマッサージで“ひえひえ地肌”解消
親指の腹の部分を耳の前側にあてます
残りの指を頭頂部にあてます
すべての指に力を込めて高等部に向けてスライドさせます
頭皮が引っ張られるのを意識しながら、朝晩5回ずつ行います

耳周辺には、頭部に向かう血管が集中しています。
この部分を揉みほぐすことが頭皮の血流アップに繋がります。

■抜け毛・薄毛の最新研究
様々な外的要因で加速してしまう抜け毛・薄毛ですが、改善するには生活習慣の見直しと、頭皮のケアが必要です。
●カプサイシンとイソフラボンを同時に摂ると抜け毛・薄毛予防対策に
唐辛子の辛味成分カプサイシンが血行を促進させ、大豆に多く含まれるイソフラボンが女性ホルモンの働きを助ける働きがあります。
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取すると、髪を生えさせる指令を出す毛乳頭に“IGF-1”という物質が作られます。
この“IGF-1”が再び毛乳頭にを活性化し、抜け毛を防いだり毛髪の成長を促進してくれ、細く頼り無い毛を太くしっかりした毛に蘇らせてくれます。
少しずつでも毎朝摂取することが効果的です。
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■抜け毛・薄毛予防対策メニュー
・納豆キムチ(納豆とキムチを混ぜて食べる)
・コチュジャンとお酢を混ぜ合わせたタレを豆腐にかけて食べる
・たっぷりの豆腐と野菜を豆板醤で炒める
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■抜け毛・薄毛予防対策

■ウナギの夏バテ解消効果
ウナギには糖質をエネルギーに変えるビタミンCが豊富に含まれています。
また脂質をエネルギーに変えるビタミンB2が豚肉の3倍以上も含まれています。
つまりエネルギー代謝が良くなり、疲労物質が溜まりにくくなります。
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■そうめんカボチャ(金糸瓜)で夏カゼ予防、免疫力アップ
そうめんカボチャに含まれる“β-カロテン”が、鼻やノドの粘膜を強化してウィルスの侵入を防ぎ、黄色い果肉の色素成分“クリプトキサンチン”が血液中のリンパ球を活性化し免疫力アップ!
体内に侵入したウィルスを撃退してくれます。