慢性腎臓病・IgA腎症の早期発見ポイント!尿の変化に注意、人工透析

腎臓病の予防するには日頃から減塩・禁煙などを行い、腎臓病の早期発見のためには日頃から尿の変化に注意し定期的な健康診断を受けることが大切です。

■慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう)について

慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう)とは、腎臓の機能の慢性的な低下が3ヶ月以上続いている状態をいいます。
一般的には尿検査と血液検査により判明します。
尿にタンパク質などが出た場合、血液をろ過する機能が低下した場合などに慢性腎臓病と診断されます。
慢性腎臓病を患っている人は、脳卒中や心筋梗塞のリスクが健康な人の約3倍にもなるといわれています。
慢性腎臓病の恐ろしい点は、自覚症状がほとんどないことです。

■慢性腎臓病の危険因子

・タバコ
・水分不足
・塩分の摂り過ぎ
・過度の飲酒
・糖尿病や高尿酸血症などの疾患

慢性腎臓病の危険因子を改善・治療することで腎臓病を起こしにくくすることが可能です。

■ストレスと腎臓病

ストレスがかかると交感神経が過剰に緊張し、血管が収縮して腎血流量が減ってしまいます。
腎臓は血管の豊富な組織のため、血液が流れていかないと腎臓のダメージにつながっていきます。

■慢性腎臓病の早期発見ポイント

●尿の泡立ち
細かい泡で消えにくい。

●全身のむくみ
タンパク尿が大量に出ると、むくみが起こってきます。
初期には、まぶたなどにむくみが起こることがあります。

慢性腎臓病の早期発見のためには、尿の変化や全身のむくみに気をつけることです。

■人工透析

腎臓の機能がひどく低下すると血液中の毒素を尿として排出することができなくなります。
そこで専用の機器で血液を体外に抜き出し、毒素を取り除いて体に戻す人工透析が必要になります。
人工透析は一般的に週に2〜3回、1回につき4〜5時間の治療が必要とされます。
止めてしまうと命にかかわるため、一生続けなければなりません。

■IgA腎症

IgA腎症は慢性腎臓病の一つで、体内の免疫物質が腎臓に沈着してしまい、腎臓の血液ろ過機能が低下してしまう病気です。
IgA腎症の代表的な症状としては、黒褐色の血尿があります。
IgA腎症は日本人に特に多く、若い世代でも発症します。
IgA腎症は腎不全に進行するリスクが高く、人工透析が必要になる場合が多い危険な病気でもあります。
IgA腎症は一般的に無症状で経過し、健康診断などで初めて血尿でみつかることがあります。
重症化してくるとタンパク尿も出てきます。
軽症でも治療しないで放置していると、10年で20%、20年で40%の人が人工透析が必要になってくるといわれています。
また脳卒中の発症も多くなってきます。

●IgA腎症の治療

・投薬治療
・減塩・低タンパク質の食事療法

■IgA腎症の早期発見ポイント

・カゼのときに血尿が出る
・血尿時に腰痛が出る

喉の炎症や腸の炎症が引き金となって血液が尿に出てしまうと考えられています。

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