尿酸値の上昇を防ぎ動脈硬化を予防!プリン体カット、アルカリ性食品、朝食

■プリン体と痛風

痛風の大きな原因として知られているのがプリン体の摂り過ぎです。
様々な飲食物に含まれるプリン体が、体内で分解されると尿酸というカスができます。
尿酸が増え過ぎると結晶化し、足の関節などに溜まっていきます。
そして何らかのきっかけで剥がれ落ちるとそれを免疫細胞が攻撃します。
その結果、炎症を起こすことで痛風を発症します。
つまりプリン体を摂り過ぎると尿酸値が高くなり痛風になってしまいます。




■尿酸が動脈硬化を進行させ血管を老化させる

血管は加齢と共に硬くなっていきますが、それを助長させるのがコレステロールや中性脂肪です。
尿酸値が基準値を超えた高尿酸血症の人は約500万人以上ともいわれています。
プリン体が尿酸に分解されるときにできる活性酸素が、血管のしなやかさを保つ物質の働きを悪くさせることが分かってきています。
さらに尿酸そのものも血管の細胞に取り込まれることで炎症を起こし、血管を硬くしてしまいます。
つまり尿酸が動脈硬化を進行させ、血管を老化させてしまいます。
動脈硬化によってしなやかさを失い硬くなった血管にコレステロールなどが蓄積し、何らかのはずみで破れると血小板が集まって血栓を形成して血管を詰まらせてしまいます。

■尿酸の動脈硬化のリスク

尿酸値が1上がると、血圧が10上昇し、総コレステロール値が20上がるのとほぼ同程度動脈硬化を進行させてしまうといわれています。
高尿酸値を放置すると血管の老化が進行し、命に関わる病気になる可能性が高まります。

■摂り過ぎに注意するもの(尿酸値の上昇を防ぐ)

・プリン体を多く含む物
・アルコール
・清涼飲料水
・総カロリー

●プリン体を多く含む飲食物(尿酸値を上昇させる物)
鶏レバー、豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、サンマ干物

●アルコール(尿酸値を上昇させる物)
アルコールが代謝されるときにたくさんエネルギーを使います。
そのエネルギーの代謝産物が尿酸となって上がってくるので、アルコールそのものを摂ることが尿酸値が上がることにつながってしまいます。

●清涼飲料水(尿酸値を上昇させる物)
清涼飲料水などに使われる甘味の成分である果糖も尿酸値が上がるものとして有名です。

●総カロリー(尿酸値を上昇させる物)
カロリーそのものが上がって肥満につながってしまっても、尿酸値が上がる原因になります。

■積極的に摂った方が良い物(尿酸値の上昇を防ぐ)

・水分
・アルカリ性食品

●水分(尿酸値の上昇を予防する物)
水分を多く摂って尿が多くなることで、尿酸が結晶化しにくくなります。
また脱水による腎機能の低下も防いでくれて尿酸が排泄しやすくなります。
疾患がなければ1日2L以上の水分を摂った方がよいとされています。

●アルカリ性食品(尿酸値の上昇を予防する物)
野菜類、キノコ類、豆類、果物類、海草類
アルカリ性食品は尿酸を尿で排泄する際に大きな意味を持っています。
尿は弱酸性に保たれています。
しかし尿酸値が上がると酸性が強くなることになります。
すると尿酸が尿に溶けにくくなり、やがて結晶化してしまいます。
それが尿道などに詰まって激痛を起こす可能性があります。
アルカリ性食品は尿を中性化する働きがあるため、積極的に摂ることで尿酸が溶けやすくなって結晶化が予防できます。

■朝食効果(尿酸値の上昇を予防)

朝食を長年抜いた生活を続けていると膵臓が疲弊し、やがてインスリンが分泌悪化して糖尿病になる危険性があります。
朝食を摂ると昼食後の血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病も予防する効果があります。
また朝食に野菜から食べると、野菜に含まれる食物繊維が朝食後と昼食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。

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