高血圧と合併症!脳卒中・心筋梗塞・狭心症・腎臓病・糖尿病と高血圧

高血圧などによって脳の血管で動脈硬化が進行すると脳卒中の危険が高まります。
心筋梗塞・狭心症で動脈硬化が進行すると高血圧の危険が高まります。
腎臓病により高血圧になると動脈硬化が進行する危険が高まります。
糖尿病により高血圧になると動脈硬化が進行する危険が高まります。




■高血圧が影響する病気

・脳卒中
・心筋梗塞
・認知症
・心不全
・大動脈瘤
・腎臓病
・糖尿病

■脳卒中と高血圧(合併症)

脳卒中とは脳の血管が詰まったり破れて出血する病気で、多くは突然起こります。
体の麻痺や言語障害などの後遺症が残ったり、死に至ることもあります。
これは高血圧などによって脳の血管で動脈硬化が進行することが主な原因となっています。

●脳卒中を起こした人の高血圧対策
脳卒中を起こした人は再発防止のためにも血圧を140/90mmHg未満にしっかり管理することが重要になります。
さらに高血圧と密接な関係にあり影響を受けやすい、くも膜下出血、脳出血、ラクナ梗塞では、130/80mmHg未満を目指すことが重要です。
抗凝固薬のワルファリンや抗血小板薬のアスピリンを飲んでいる人は脳出血を起こしやすいので、130/80mmHg未満を目指すことが重要になります。

■心筋梗塞・狭心症と高血圧(合併症)

心筋梗塞とは、心臓をとりまく冠動脈(かんどうみゃく)という血管に動脈硬化が起こり詰まってしまう病気をいいます。
血管が詰まってしまうと、その先の筋肉がに血液を送ることができなくなって心臓の動きが障害されて突然死の危険があります。
狭心症とは、冠動脈が完全に詰まるのではなく、狭くなって血液の流れが悪くなったり、細くなったりする状態をいいます。
狭心症も動脈硬化などが起こってきます。
心筋梗塞は動脈性の疾患で、血圧だけでなく糖尿病・脂質異常症・喫煙などが原因となっています。
心筋梗塞を予防するためには、血圧の管理と共に他の危険因子をあわせて管理することが重要になります。

●心筋梗塞・狭心症を起こした人の高血圧対策
心筋梗塞・狭心症を起こした人は140/90mmHg未満を目指し、病態によっては130/80mmHg未満にしっかり管理することが重要になります。
血圧は「上が10」「下が5」下がると脳卒中のリスクが40%減り、心筋梗塞や狭心症のリスクがは20%減るといわれています。

■腎臓病と高血圧(合併症)

腎臓が悪くなるとナトリウムを排出ことができなくなり血液量が増えてきます。
それによって血圧が上がってきます。
腎臓は細い血管・太い血管の塊なので、血圧が高くなると動脈硬化を起こして腎臓病の原因になってしまいます。
高血圧が腎臓を悪くし、腎臓の悪化が高血圧を起こすという悪循環に落ちいってしまいます。
腎臓病は脳卒中や心筋梗塞が起きやすいといわれているので 血圧の管理をしっかり行っていくのが大切になります。

●腎臓病を起こした人の高血圧対策
慢性腎臓病で尿タンパクが陽性なら、130/80mmHg未満にしっかり管理することが重要になります。

■糖尿病と高血圧(合併症)

糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度が異常に高くなる病気です。
治療をしないと目・腎臓・全身の神経に障害が起こることがあります。
糖尿病の人は高血圧を起こす人が多く、高血圧の人も糖尿病を起こす人が多くいます。
内臓脂肪型肥満があると、糖尿病も高血圧も起こすという共通の要因があるため、両者には密接な関係があるといわれています。
糖尿病も高血圧も動脈硬化の危険因子です。

●糖尿病を起こした人の高血圧対策
糖尿病と高血圧を合併している人は、130/80mmHg未満にしっかり管理することが重要になります。

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