目の不調!ドライアイ、マイボーム腺機能不全、結膜弛緩症

■マイボーム腺機能不全

マイボーム腺とは、まぶたの裏側のまつ毛の生え際にある皮脂腺をいいます。
まばたきをする度に圧力がかかり油が分泌されます。
涙の層の上には水分の蒸発を防ぐ油の層がカバーをしています。
正常な場合、サラサラの油が分泌され、涙の層の上に膜を張ります。
しかしマイボーム腺機能不全になると油の質が悪化して、マヨネーズのような固形状になってしまいます。
さらに穴が詰まって内部で固まり、油がまったく出ない状態になってしまいます。
すると涙の層の上に十分な油膜が出来ないため、涙が直ぐに蒸発しドライアイを引き起こしてしまいます。




●マイボーム腺機能不全の治療「Lipi Flow」
点眼麻酔をし、目の中にLipi Flowという装置を挿入します。
目の中へ入れる部分には加熱器が付いていて、内側から直接マイボーム腺を42℃まで温め、固まった油を溶かします。
そして外側にはマッサージ機能があり、マイボーム腺に圧力をかけていきます。
1ヶ月後から効果が出て、半年から1年効果が持続します。

■結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)

結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)は主に加齢が原因で起こります。
結膜にたるみが生じると除々に白目の下側にシワが出来てきます。
このシワが本来涙を溜める貯蔵庫になっている部分を塞いでしまい、涙が目全体に行き渡ることなく外へ溢れ出てしまいます。
そのため涙目なのに目が乾くという現象が起こります。
症状が進行すると、たるんだ結膜が眼球の上にまで乗り上げてしまうこともあります。
さらにまばたきをする度にシワが動き、ゴロゴロとした異物感が生じたり、結膜の毛細血管が引っ張られて出血を起こす場合もあります。

●結膜弛緩症の治療
・点眼剤
・軟膏薬
・手術

■ドライアイの原因

・パソコンを長時間見つめて起こるまばたきの減少
・まばたきが浅くマイボーム腺に圧力がきちんとかからない
・ばっちりメークで皮脂腺を塞いでしまう

●ドライアイ対策
・ホッとマスク
・まばたきをしっかりする習慣を付ける

■目の不調・ドライアイ治療の名医(2015年1月時点)

南青山相クリニック 副院長
井出 武先生

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