頭痛対策!片頭痛、緊張型頭痛、警告頭痛、三叉神経痛

頭痛の種類は約200種類もあるため頭痛のタイプを特定することが難しく、なかなか完治するまで至らないことがあります。
片頭痛は頭がズキンズキンと脈打つように痛む頭痛。
緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるように痛む頭痛。
群発頭痛は目の奥をえぐられるような激痛が1〜2時間続きます。
片頭痛は冷やし、緊張型頭痛は温めることが対処法になります。
他の病気が原因となって起こる警告頭痛もあります。顔の感覚を司る三叉神経を血管が圧迫することで頭痛が起こる三叉神経痛もあります。




■片頭痛について

片頭痛とは、頭の片側あるいは両側がズキンズキンと脈打つように痛む頭痛です。
何らかの原因で脳の血管が広がり神経を刺激するために起こります。
片頭痛が酷くなると、吐き気、音がうるさく感じる、光がまぶしく感じる、臭いが敏感になるなどの過敏症状を伴うことがあります。
また片頭痛は気圧の変化などにより血圧が影響を受けて頭痛が起こる場合があります。

■緊張型頭痛について

緊張型頭痛とは、頭全体が締め付けられるように痛む頭痛です。
緊張型頭痛の主な原因は、首・肩・背中などが緊張することによってこりが起こり、血管が過度に収縮して神経を刺激することで起こります。
また身体的なストレスだけでなく、精神的なストレスも神経や筋肉の緊張を高めて頭痛の誘因となります。

●緊張型頭痛の発症リスクを高める生活習慣
・合わない枕を使う
・歯ぎしりや食いしばり

高さや硬さが合っていない枕を使っていると、寝ている間に首や肩に負担がかかってしまいます。
寝ているときに噛み締める力は、起きているときの6倍以上にもなります。
朝起きたときに肩が凝っていると感じたら、歯ぎしりや食いしばりなどの可能性があります。

■群発頭痛について

群発頭痛は頭痛の中でも痛く、その苦しさから自殺頭痛とも呼ばれています。
目の奥をえぐられるような激痛が1〜2時間続くこともあります。
原因は分かっていませんが、飲酒や喫煙が大きな原因だといわれています。

■頭痛の対処法

片頭痛は冷やすことが基本で、温めると血管が拡張して頭痛が悪化します。
緊張型頭痛は逆に温めることが対処法になります。
片頭痛と緊張型頭痛は対処法が全く逆になるので、まず頭痛のタイプを見極めることが大切になります。

●片頭痛対策
こめかみや額の比較的太い血管を冷やします。
体は無理に動かさず、静かな場所で横になります。

●朝食を食べて片頭痛を予防
朝食を抜くと片頭痛が誘発されるといわれています。
朝食を抜いて空腹状態が長く続くと血糖値が下がります。
すると脳は正常に機能させようと多くの血液が送られます。
そのため血管が膨らんで神経を圧迫して片頭痛が起こります。
片頭痛の可能性がある人は、必ず朝食を摂るようにしましょう。

●きつめの帽子をかぶり片頭痛の痛みを緩和
きつめの帽子やハチマキなどでこめかみの動脈を圧迫すると痛みが和らぎます。

●緊張型頭痛対策
蒸しタオルを肩や首に当てて温めます。
逆に冷やすと血管が縮まり悪化してしまいます。
また姿勢を良くするだけでも緩和効果があります。

●塩分を減らして頭痛対策
塩分を減らすと血圧や脈拍が安定するため頭痛が緩和するといわれています。

●頭痛ダイアリー
「いつ、どこで、どんなとき」に頭痛が起きたかを記録します。
医師だけではなく、本人もあらためて症状を確認できます。

■警告頭痛(けいこくずつう)について

今まで感じたことがない頭痛を警告頭痛(けいこくずつう)といいます。
くも膜下出血の前兆として頭痛が起こったり、鼻の奥の癌により頭痛が起こったりします。

■三叉神経痛による頭痛

三叉神経痛とは、頭から顔にかけて激しい発作性の痛みが生じる疾患です。
顔の感覚を司る三叉神経を血管が圧迫することで起こります。
洗顔、歯磨き、咀嚼などで誘発されることもあります。
規則正しい生活習慣を身につけることで発症を予防できます。

■頭痛治療の名医(2015年1月時点)

獨協医科大学(栃木県)医学部 神経内科 主任教授
平田幸一先生

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