片頭痛の治療と予防!閃輝暗点、片頭痛の特徴と誘因

片頭痛の治療はトリプタンという薬で治療します。
片頭痛の予防薬もあるので、片頭痛の誘因に注意し適切に対処することも大切です。




■片頭痛の特徴

・片側で起こる
・拍動性のズキンズキンとした激しい頭痛
・動くと頭痛が悪化する
・頭痛を感じると吐き気をもよおす
・光や音に敏感になる

■閃輝暗点(せんきあんてん)による片頭痛の前兆現象

光るギザギザが見えて真ん中がぼやけて見えるようになる症状で、5〜20分ほど続くことが多く、それが消えた頃に頭痛が現れます。
閃輝暗点を伴う頭痛は、片頭痛の中では、1割〜2割の人にみられます。

■片頭痛の治療薬

●トリプタン
トリプタンは、血管の拡張を止めて収縮させます。
また血管の周囲にある三叉神経の痛みを抑えます。
トリプタンは頭痛が起きた最初の段階で服用するのが効果的とされています。
閃輝暗点の時にトリプタンを飲んでも効果が低いといわれています。
閃輝暗点が終わって頭痛になったら早期に使った方が良いとされています。

●トリプタンを使えない人
・脳梗塞のある人
・狭心症のある人
・重度の高血圧の人
・肝機能が悪い人
・てんかんのある人

トリプタンが使えない人は、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)を使います。

■片頭痛の予防薬

・カルシウム拮抗薬(ロメリジン)
・抗てんかん薬
・β遮断薬
・抗うつ薬

脳の神経細胞が興奮していることが片頭痛のきっかけだとされています。
片頭痛を起こすきっかけを抑えて片頭痛を予防します。
片頭痛の予防薬はすぐに効果が現れず、2ヶ月以上のみ続ける必要があるといわれています。
効果が3〜6ヶ月続いたら除々に減らしていきます。
片頭痛の治療薬を月に10〜15回以上使うと、薬の使い過ぎによる頭痛が起きてしまうことがあります。
防ぐためには予防薬を積極的に使うことも治療に重要になってきます。

■片頭痛の誘因

・ストレス
・月経による女性ホルモンの変化
・気温や気圧の変化
・人混み
・騒音
・特定の食品

片頭痛は対処法には痛い時の薬と予防のための薬があり、診断も確実にできるようになっているので、できるだけ医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。

■頭痛の名医(2015年3月時点)

埼玉医科大学 教授 神経内科
荒木 信夫(あらき のぶお)先生
頭痛治療のガイドライン作成に携わったエキスパートです。

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