足の親指の巻き爪が転倒の原因!足裏の圧力センサーのメカノレセプターを正常に働かせる

■巻き爪について

巻き爪とは爪の両端が丸まった状態をいいます。

■足の親指の巻き爪が転倒の原因になる

高齢者を対象としたデータでは、巻き爪など足にトラブルがあると転倒発生率が2倍以上になるといわれています。
つまり爪のケアで転倒発生率を予防できると考えられています。

足の親指の巻き爪が転倒の原因になるのは、メカノレセプターが足の裏の圧力を正しく読み取れなくなるからと考えられています。
メカノレセプターとは足の裏にかかる圧力を感じ取るセンサーのことをいいます。
メカノレセプターは親指・指の付け根部分・かかとの3ヶ所に集中していますが、特に大切なのが親指のメカノレセプターになります。
正常な爪の場合、親指の裏に圧力がかかると爪が壁となってその圧力を支えます。
メカノレセプターはその強さを感知し、その情報は脳に届き重心がどこにあるのか判断して身体のバランスを保ちます。
しかし巻き爪になると圧力が逃げやすくなってしまい、圧力を少なく感知して脳に間違った情報を伝えて転倒やすくなってしまいます。

正常な人の片足立ち平均秒数は約17秒ですが、巻き爪の人が片足立ちできる平均秒数は約6秒と正常な人と比べて11秒も短くなってしまいバランス機能が64%も低下してしまいます。

■巻き爪の原因

・足に合わない靴
・爪を深く切る

爪には丸まろうとする性質があります。
そのため間違った習慣で巻き爪になりやすくなってしまいます。

●足に合わない靴で巻き爪になる
爪は刺激を受けるとさらに丸まりやすくなります。
靴がきついと爪が常に刺激を受けてしまい、反対に靴がぶかぶかだと中で足が動いて爪があたり巻き爪になる危険性があります。

●爪を深く切ると巻き爪になる
爪の両端を深く切ると爪が内側に巻いて皮膚に食い込みやすくなってしまいます。

■ワイヤー矯正治療による巻き爪の治療

爪が丸まらないようにワイヤーで広げながら爪の形を整える治療法です。

■スクエアカットで巻き爪予防

巻き爪の予防にはスクエアカットがおすすめになります。
スクエアカットとは、爪を横に真っ直ぐ切って爪が四角くなるようにする爪の切り方です。
角はひっかからいようにやすりなどで滑らかにします。
スクエアカットで爪が丸まろうとするを防いでメカノレセプターが正常に働くようになります。

■足の爪のケアが大切

厚生労働省では転倒予防のために足指・爪のケアに関する事業を開始しました。
介護の現場で爪のケアを取り入れているところもあります。
爪のケアをすることで歩いて帰れるようになる人もいるので、しっかり爪のケアをすることが大切になります。

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