スマートフォンは年々便利になっていくけど、魅力的なサービスで「利用料金」は上がりっぱなし。
収入があまり増えないんだから、もう少し安くできないかと思うことはありませんか?
NTTドコモやau、ソフトバンクは、いたれりつくせりで便利ですけど、よくよく調べてみると、あまり必要のないサービスまで受けていることがあります。
テレビや雑誌などで「格安SIM」という言葉を聞いたことがありませんか?
実は「格安SIM」を上手に使うことで、スマートフォンの利用料金をグッと下げることができるんです!
多くの企業が魅力的なサービスを提供しているので、自分の使い方に合ったサービスを選べば、安くお得に利用することができます。
そこでこの記事では、「格安SIM」についての様々な疑問、メリットやデメリット、おすすめ格安SIMランキングなどをご紹介いたします。
- 格安SIMとは?
- 格安SIMはどうして安くできるの?
- 格安SIMのメリット
- 格安SIMのデメリット
- iPhoneやiPadで格安SIMを使う
- 大手キャリアと格安SIMの違いを比較
- 格安SIMを比較!おすすめランキング
- 1位:UQモバイル|au回線で安定の通信速度!全国のUQスポットでお悩み解決
- 2位:Y!mobile|安心のソフトバンク回線で速度も安定!ワイモバショップで初心者も安心
- 3位:LINEモバイル|SNSがデータフリーで安く、使い放題が魅力
- 4位:BIGLOBEモバイル|動画や音楽をデータ通信量の制限なく楽しむ!かけ放題で通話もお得
- 5位:OCNモバイルONE|国内通話かけ放題と通信量に応じた料金の安さが魅力
- 6位:IIJmio(みおふぉん)|家族でデータ容量を分け合える充実したプランが魅力
- 7位:mineo(マイネオ)|家族や友人同士でデータシェア!お客様満足度の高いサービス
- 8位:楽天モバイル|楽天会員だと料金がお得!スーパーホーダイで使い放題・かけ放題
- 格安SIMのまとめ
格安SIMとは?
スマートフォンを使って、通話やインターネットなどを利用する際の情報は、「SIMカード」というICチップに記録されています。「格安SIM」とは、スマートフォンなどを格安の料金で利用できる「SIMカード」のことをいいます。
格安SIMはどうして安くできるの?
NTTドコモやau、ソフトバンクは「キャリア」と呼ばれ、3社の回線を借りて「格安SIM」のサービスを提供する事業者を「MVNO(仮想移動体通信事業者)」といいます。格安SIMを提供している「MVNO」は、大手キャリアの回線を借りているため、通信設備や人件費などが必要なく、安くサービスを提供することができます。
格安SIMのメリット
月額料金が安い
格安SIMの月額料金は、自分の使い方に合わせて上手に選べば、キャリアの半額から3分の1程度になります。
料金体系が豊富にある
格安SIMの料金体系には、通話ができる「音声プラン」とデータ通信のみの「データ専用プラン」があり、毎月のデータ容量によって様々なプランが用意されています。
音声通話プランも豊富にある
通話に関しては、ネットの速度は関係ないので、品質は大手キャリアとかわりません。データ容量ごとにプランがあるので、自分の使い方にあったプランを選ぶことができます。
スマホ端末を安く購入できる
2015年5月からSIMロック解除が義務化され、2019年9月からは中古スマホのSIMロック解除も義務化されたことで、格安スマホを購入して「格安SIM」を利用することが便利になっています。
独自サービスがある
格安SIM各社には、大手キャリアにはない独自サービスがあり、データ容量を節約したり、通信速度を速くしたりすることができます。
契約期間の縛りが緩い
決められた期間に解約すると、「違約金」を支払わなければいけないという縛りがありますが、多くの格安SIMは大手キャリアと比べて縛りが緩くなっています。データ通信のみの「データ専用プラン」では縛りがないことが多く、通話ができる「音声プラン」でも、一定期間使えばいつ解約してもよい場合があり、縛りが緩くなっています。
お得なキャンペーンが多くある
端末代の割引、ギフト券、データ容量のシェア、料金が安くなるなど様々なキャンペーンがあります。
格安SIMのデメリット
キャリアメールを使う場合は料金が増える
キャリアメールは、NTTドコモ・au・ソフトバンクが自社ドメインで提供している電子メールのことです。
いままで使っていたキャリアメールは、料金を支払うことで使用することはできますが、キャリアメールが使える安いプランに変更したほうがよいでしょう。キャリアメールでなくてもよいのであれば「Gmail」や「LINE」などのほうが便利で使いやすいです。
通信速度が安定しない
格安SIMは大手キャリアから設備の一部を借りているため、混雑する時間帯だと遅くなりやすいです。朝の通学・通勤途中、お昼休み、帰宅途中、就寝前の24:00頃は、みんなが使うためストレスを感じやすくなります。
MNPで申し込むと数日間使えない場合もある
MNP(Mobile Number Portability)とは、いま使っている電話番号のままで、他社に乗り換えることができるサービスのことをいいます。MNPの転出手続きや新規申し込みの手続きをした時点で使えなくなり、新しいSIMが届くまでの2~3日間はネットも電話も使えなくなります。即日MNPができる格安SIMもあるので、使えない期間をなくしたいときに便利です。
支払い方法がクレジットカードのみの場合が多い
格安SIMではクレジットカード払いが基本となります。口座振替ができる場合もありますが、手数料が発生することがあります。LINEモバイルなら「LINE Pay」での支払ができたり、楽天モバイルなら「楽天ポイント」支払うでことが可能です。
自分でAPN設定(初期設定)を行う必要がある
「APN設定」とは、スマートフォンなどでインターネットに接続するときに必要な設定のことをいいます。それぞれの格安SIM会社で詳しい説明が用意してあるので、手順通りにおこなうことで数分もあれば完了します。
通話料金が割高になることもある。
格安SIMの通話料金は、通常で20円/30秒の場合が多く、通話を多く利用すると割高になってしまうので注意が必要です。通話料金を抑える通話アプリもあるので、上手く利用すれば「10円/30秒」で通話する事が出来ます。また、5分~10分以内で何度もかけることができる「かけ放題」のプランを用意している事業者もあります。
iPhoneやiPadで格安SIMを使う
古い型のiPhoneでなければ、格安SIMを使用することができますが、SIMロックの解除が必要になったり、格安SIMの契約できる会社が限られてくるため注意が必要です。
iPadには電話機能がないので、「データ専用プラン」で安く利用することができます。iPadで格安SIMを使う場合は、「Wi-Fiモデル」ではなく「セルラーモデル」の必要があります。iPadの種類によっては、SIMカードのサイズに注意が必要だったり、SIMロックの解除が必要になる場合があります。
大手キャリアと格安SIMの違いを比較
利用料金
「大手キャリア」は月額料金が高いですが安心して使えます。「格安SIM」は豊富な選択肢から、自分の使い方にあった安い料金が選べます。
通信速度
自分のところで通信設備をもっている「大手キャリア」は、インターネットを安定して使うことができ、通話の質も高いです。「格安SIM」はキャリアから回線を借りているため、インターネットなどの安定性は下がりがちですが、通信速度の高いMVNOを選ぶことでほとんど差はありません。
データ容量と通話
「大手キャリア」はデータ容量を気にせずに使えるお得なプランがあり、通話に関しても無制限かけ放題のオプションがあるので大きく節約することができる。
「格安SIM」では、動画などをデータ通信量の制限なく楽しめたり、データ容量の繰り越し、SNS使い放題、データ容量のシェアなど、様々な選択肢があります。通話に関しても時間内での「かけ放題」のサービスを提供しているところがあります。
サポート
「大手キャリア」全国的に自社の店舗があるため、突然困ったことが起きてもサポートを受けることができます。
大手キャリアほどの店舗数ではありませんが、格安SIMでも全国でサポートを受けることができるMVNOがあります。
格安SIMを比較!おすすめランキング
1位:UQモバイル
2位:Y!mobile(ワイモバイル)
3位:LINEモバイル
4位:BIGLOBEモバイル
5位:OCNモバイルONE
6位:IIJmio(みおふぉん)
7位:mineo(マイネオ)
8位:楽天モバイル
1位:UQモバイル|au回線で安定の通信速度!全国のUQスポットでお悩み解決
UQモバイルはauの回線を使用するため品質が高く、特に「通信速度」で高い評価を受けています。
格安SIMの中では高めの料金になりますが、通信の速さ、かけ放題、通話パック、データチャージ、余った容量の翌月繰り越しなど、様々なオプションが受けられる。
学生も家族も割引が適応される「UQ学割」や、家族など複数の回線を持つことで割引になる「UQ家族割」など、充実の割引サービスです。
国内2700店舗以上のお店でサービスを受けることができ、よくわからない人でも安心して相談できます。
2位:Y!mobile|安心のソフトバンク回線で速度も安定!ワイモバショップで初心者も安心
ワイモバイルはソフトバンクの回線を使用するため、品質が高く安定しています。
料金は格安SIMの中では少し高めですが、大手キャリアなみの通信速度が期待でき、10分以内の通話も含まれているため、ネットも通話も使う人に適しているでしょう。
ソフトバンク光とのセット利用で、料金が割引になる「おうち割」や、家族など複数の回線を持つことで割引になる「家族割」のサービスがあります。
また、全国にワイモバイルショップがあり、家電量販店でも相談できるため、初心者には安心です。
3位:LINEモバイル|SNSがデータフリーで安く、使い放題が魅力
LINEモバイルは、多くの人がSNSで日常的に触れている「LINE」が提供している格安SIMです。
NTTドコモ・au・ソフトバンクのキャリアに対応していますが、通信速度があまり安定しない場合があり、ソフトバンクの使い勝手がよいです。
LINEモバイルにはの3つのプランがあり、データ容量を消費することなく利用できる「データフリー」というサービスが人気となっています。
LINEだけを安く使える「LINEフリー」、SNS使い放題の「コミュニケーションフリー」、SNSも音楽も楽しめる「MUSIC+」の3プラン。
クレジットカード払いのほかに、「LINE Payプリペイド」での支払いが可能となっています。
4位:BIGLOBEモバイル|動画や音楽をデータ通信量の制限なく楽しむ!かけ放題で通話もお得
BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダのBIGLOBEが提供する格安SIMです。
BIGLOBEモバイルで特に人気となっているのが、動画や音楽を、データ通信量の制限なく楽しめる「エンタメフリーオプション」です。
YouTubeなどの動画配信 、Apple MusicやSpotifyなどの音楽・ラジオ配信 、dマガジンなどの電子書籍配信などを、通信量を気にせず楽しむことができます。
電話オプションも豊富で、3分かけ放題、10分かけ放題、通話パック60など、電話をおトクに使うことが可能です。
全国約85,000スポットの「Wi-Fiアクセスポイント」が利用可能。
「シェアSIM」や「光☆SIMセット割」、Gポイントなどのサービスもあります。
5位:OCNモバイルONE|国内通話かけ放題と通信量に応じた料金の安さが魅力
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMで、NTTドコモの回線を利用します。
通話の「かけ放題」が魅力となっていて、1回10分以内の国内通話が回数無制限で0円になる「10分かけ放題」、国内通話料上位3番号の通話料が0円になる「トップ3かけ放題」、2つのかけ放題を適用した「かけ放題ダブル」があります。
全国約87,000カ所の「無料Wi-Fiスポット」が利用可能で、通信量を気にせず利用できるのも人気です。OCN光とOCNモバイルONEのセット利用で割引になる「OCN光モバイル割」やgooポイントなどのサービスもあります。
6位:IIJmio(みおふぉん)|家族でデータ容量を分け合える充実したプランが魅力
IIJmio(みおふぉん)は、株式会社インターネットイニシアティブという電気通信事業者が提供する格安SIMです。
IIJmio(みおふぉん)はスマホ端末のラインアップが豊富で、格安SIMとのセット販売も人気となっています。
回線はNTTドコモとauを使用でき、料金の違いはありません。
家族でデータ容量を分け合えるプランが魅力となっていて、「みおぽん」のアプリでデータ残量や家族それぞれの使用量もひと目で確認することができます。
「みおふぉんダイアル」で通話料を半額にすることも可能で、「ファミリー通話割引」の適用を受ければ、同日mioID内の通話料が20%割引になり通話料がお得です。
家族以外の人とも「30分かけ放題」でさらにお得になります。
7位:mineo(マイネオ)|家族や友人同士でデータシェア!お客様満足度の高いサービス
mineo(マイネオ)は、関西電力グループのオプテージが提供する格安SIMです。
人気のサービスとしては、家族や友達同士などで余ったデータ容量を分け合える「パケットギフト」、mineoユーザー全員でパケットを貯めて助け合うことができる、みんなのパケット貯蔵庫「フリータンク」などがあります。
mineoのサービスやパケットのシェアなどは「mineoアプリ」を使うと便利です。
回線はNTTドコモ・au・ソフトバンクの3つに対応。
初心者でも分からないことがあるときは、mineoのコミュニティサイト「マイネ王」で相談することができます。
対象のオプションサービスを契約すると、「パケ増し」で毎月パケットがもらえます。
8位:楽天モバイル|楽天会員だと料金がお得!スーパーホーダイで使い放題・かけ放題
楽天モバイルは、楽天市場で知られている楽天グループが提供する格安SIMです。
楽天会員には様々な特典があり、ダイヤモンド会員にランクアップすると、さらに料金がお得になります。
人気となっている「スーパーホーダイ」プランは、データも通話も使い放題となっていて、契約したデータ容量を使い切っても最大で1Mbpsで使い放題が続き、通話も10分かけ放題です。
回線はNTTドコモ・auに対応していますが、スーパーホーダイはNTTドコモのみになります。
利用料金にはポイントがつき、楽天ポイントでの支払いも可能です。
全国の都市部に「楽天モバイルショップ」もあるので、ネットで「来店予約」をすれば待たずに相談できます。
格安SIMのまとめ
格安SIMにも多くの魅力的なサービスがあり、上手に選ぶことでスマートフォンの利用料金を大幅に下げることができます。
スマートフォンを使うときに一番気になってしまうのが「データ容量」ですが、データ容量の繰り越し、SNS使い放題、データ容量のシェアなど、自分に合ったMVNOやプランを選ぶことで解決可能です。
通話に関しても、時間内での「かけ放題」や「通話パック」などを使えば、電話をおトクに使うことができます。
スマートフォンの利用料金が気になったら、「格安SIM」を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか!
ご自身に合った使い方を見つけて楽しんでください。
コメント