二日酔い対策・二日酔い予防食材、柿、ゴマ、ウコン、しじみ

■日本人は遺伝的に二日酔いになりやすい体質
日本人の4割を超える人々が体質的にアルコールに弱いと言われ、日本人の多くが二日酔いになりやすいとされています。
およそ日本人の42%くらいの人がお酒に弱く、その中でも7%くらい(100人に7人)の人が両親から飲めない遺伝子を引き継いで全く飲めないそうです。
つまり日本人は遺伝的にアセトアルデヒドを分解する働きが弱いために二日酔いになりやすい。

■肝臓について
肝臓に多くの血が流れているのは血液が運んでくる様々な物質を代謝したり解毒したりするためです。
アルコールも肝臓で酵素によって分解され二日酔いの原因とされる有害物質アセトアルデヒドに変わり最終的に無毒化されます。
しかしお酒を飲みすぎると、アルコールやアセトアルデヒドの分解が間に合わず翌日まで残ってしまい、二日酔いになると言われています。

■柿(カキ)で二日酔い予防対策
柿に含まれるタンニンという物質がアルコールの吸収を阻害するとされています。
柿の成分であるタンニンは胃の中でアルコールを吸着して排出し、急激なアルコールの回収を抑えてくれます。
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■胡麻(ゴマ)で二日酔い予防対策
胡麻(ゴマ)に含まれるセサミンという物質は肝臓が障害されることを防ぎ、アルコールやアセトアルデヒドを分解を助ける効果があります。
肝臓ではアルコールやアセトアルデヒドを分解するときに肝臓に悪影響を与える活性酸素が発生します。
胡麻(ゴマ)に含まれる成分セサミンは、この活性酸素を抑制し肝臓を保護してくれるとされています。 胡麻(ゴマ)に含まれるセサミンはすりつぶした方が吸収が良くなります。
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■ウコンで二日酔い予防対策
ウコンに含まれるクルクミンという成分が体内で抗酸化物質に変化し、肝臓が障害されることを防ぐ働きがあります。

■しじみで二日酔い予防対策
しじみには肝機能を高めるアミノ酸がバランス良く含まれています。
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■その他 二日酔い予防対策
・食べながら飲む
 何か食べながら飲むおアルコールの吸収が緩やかになります。
 ただし食べ過ぎになりがちなので食べる量に注意しましょう。
・お酒を飲まない休肝日をとる
 週二日が目安

■二日酔いになってしまった日の過ごし方
・脱水症状を防ぐため水分補給をする
・果物などで低血糖状態を改善