話し方で脳が若返る、ソバで血管の弾力性を保つ、ミョウガで健康倍増

■会話に重要な脳
人が会話をするとき、脳の中のブローカー野という部分が反応し、以下の6つの脳の司令塔として働いています。
 ●情報部門(会話が始まるとこの2つの脳が相手の情報を集めます)
 ・理解脳(ウェルニッケ野)
   相手の言っていることを理解しようとする能力
 ・観察脳(前頭葉腹側部〜右脳)
   相手の顔色やその場の空気をよみとる能力
 ●作戦部門  この2つがどんな言葉を返すか作戦をねります
 ・想像脳(外側部)
   これからどうなるかを予測する能力
 ・記憶脳(側頭連合野)
   以前の経験と照らし合わせる能力
 ●実行部門
 ・選択脳(言語野)
   たくさんの言語から適した言葉を選ぶ能力
 ・発声脳(聴覚野)
   声の大きさなどを決める能力

■会話の演出脳「角回(かくかい)」
最近の研究で、新たに会話の際に働く、角回(かくかい)という脳があることがわかっています。
角回(かくかい)は左脳の頭頂葉にあり、例え話や比喩表現を使い会話を演出する脳です。
人に伝わるように意識すればするほど角回(かくかい)が働き脳は活性化します。
日常生活の中で角回(かくかい)を使うようにするには、積極的にいろんな人と話をするようにし、話をはしょったり、聞き流したりしないようにし、人に伝わるように意識して会話をするようにすると角回(かくかい)が働きます。

■角回(かくかい)活性化ジャンケン
自分の右手と左手でジャンケンをします
左手を先に出し、右手は後出しで必ず勝つようにします
これを繰り返し10回行います
しっかり両手を見て確実に勝つようにするのがポイント!

角回は目の前の状況に応じて身体をどう動かすか判断する場所でもあります。
この角回(かくかい)が刺激できれば、おのずと他の6つの脳も活性化され、脳全体が影響を受けて活発に活動し、より相手にわかりやすく、伝わりやすい会話が出来るようになっていきます。

■ソバ(蕎麦)で血管の弾力性を保つ
ソバ(蕎麦)の新芽にはルチンが大変豊富に含まれていて、血中の悪玉コレステロールを減らし、血管の弾力性を保つのに役立ちます。
またソバの新芽には麺の40倍ものルチンが含まれています。
そば(蕎麦)

■ミョウガで健康倍増!
ミョウガの香り成分であるα-ピネンが副交感神経を優位してくれると精神的にも落ち着き、リラックス状態になります。
すると胃腸のぜんどう運動が活発になり、食欲増進、消化促進につながります。
またα-ピネンの働きで血行が良くなり、疲労物質の処理がスムーズに行われるようになります。
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