ツメで分かる身体の危険信号、性ホルモン、抹茶、オクラ

■爪(ツメ)
爪(ツメ)は内臓を写す鏡と呼ばれるほど、内臓の不調、ホルモンの乱れがあらわれる場所。
そもそも爪(ツメ)は皮膚の一部で、爪母(そうぼ)という付け根と下側の爪床(そうしょう)から作られ、細胞が角質化して固くなったものです。
爪(ツメ)の主成分はケラチン・その他ミネラルや様々な成分で構成されています。
ところが爪(ツメ)は心臓から最も遠い場所にあり、そのため身体の中心部で栄養不足が生じると、その影響がまっ先に表れます。
爪(ツメ)のタテ線は爪(ツメ)のしわと呼ばれ老化を表し、ヨコ線は過去に高熱や体調不良により一時的に爪(ツメ)の成長が滞ったために出来ます。

■爪(ツメ)を見るだけで病気もわかる!
・爪(ツメ)がスリガラスのように白く変色 → 肝臓の病気
・爪(ツメ)が黒く変色 → 甲状腺の病気
・爪(ツメ)の付け根が盛り上がったり彎曲してくる → 肺の病気

■爪(ツメ)はガンの早期発見に役立つ
ガンになるとセレンというミネラルが不足し、爪(ツメ)にはいち早くその状況があらわれるので、ガンの早期発見に役立つそうです。

■爪(ツメ)診断1 爪(ツメ)の色戻りチェック法
利き手と反対側の薬指の爪(ツメ)を利き手の親指と人さし指で上下に挟みます
このとき爪(ツメ)を親指の腹で完全に覆い、少し痛いぐらいの強さで30秒間圧迫します
30秒後親指を離し、薬指の爪(ツメ)の色が何秒で戻るかチェックします
爪(ツメ)の色が戻るのに1秒以上かかった人は、腎臓の機能低下が起こっている可能性が!!

爪(ツメ)の大部分は無色透明で、ピンク色に見えるのは、その下を走る毛細血管の色です。
本来勢いよく流れる血液は、糖分や脂質が多くなりドロドロ血になると流れが悪くなります。
すると指先にある毛細血管のループ先端で目詰まりを起こしたり、根元の部分が見えなくなったりします。
指先の毛細血管の異常は全身の毛細血管でも起きている可能性があり、さらには内臓でも起きている可能性があります。
血液の流動性でまず問題が出るのは“腎臓”です。
腎臓は毛細血管が密集している臓器で、毛細血管が悪くなるとまっ先に影響が出る場所です。
全身をめぐった血液は腎臓にめぐらされた毛細血管を通ることによって、再利用する栄養素と老廃物とに分別されてろ過されます。
しかし腎臓の毛細血管で血液の流れが悪くなると、腎臓のろ過機能は低下し、本来排出されるべき老廃物が体内に溜まり、その結果免疫力が落ちる・むくみやすくなる・疲れ易くなるなど様々な症状が起きてきます。
この状況をほおっておくと、突然痛みが走る結石(けっせき)、さらには腎不全、心筋梗塞につながっていく可能性が高まります。

■爪(ツメ)診断2
 ・このチェックは2人で行います
 ・用意するもの:セロハンテープ、はさみ、ポリ袋(タテ30センチぐらい)
パートナーの方は1センチ角に切ったセロハンテープを、チェックする人に見せないようにポリ袋の適当な場所に貼ります
チェックする人は目をつぶり、ポリ袋に貼られたセロハンテープを、利き手の指の腹を使って探します
セロハンテープを見つけたら目をつぶったままツメを使って剥がします
制限時間は1分です
1分以内に見つけて剥がせなかった人は性ホルモンに問題があります

ほんらい爪(ツメ)はものを触った時に指先にかかる圧力を受け止め、微妙な感触をキャッチするためのフタの役割をはたしています。
ところが爪(ツメ)がもろいと、このフタがしっかりできないため指先にかかる圧力が分散していまい、セロハンテープのような微妙な感触をキャッチできません。

■なせ爪(ツメ)がもろくなってしまうのか?
爪(ツメ)の生成には性ホルモンが関係しています。
性ホルモンは性機能や生殖機能だけではなく、全身の細胞の新陳代謝を司り、若々さを保つ重要な働きをしています。
性ホルモンは爪(ツメ)の生成にも関わっています。
爪(ツメ)がもろくなっているということは性ホルモンが不足し十分な強さを持った爪(ツメ)が作られていないという事を意味しています。
性ホルモンが不足すると、肌荒れや太り易くなる、痩せにくくなるといった老化現象が進行。
さらには、動脈硬化や骨粗しょう症、認知症という病気を引き起こす可能性が高まります。

■性ホルモン改食材
山芋(長芋・じねんじょ等)
山芋(やまいも)は性ホルモン(DHEA)の合成に必要な栄養素を唯一含む食材です

■性ホルモン不足対策
・ときめき
 ときめくことで性ホルモンが分泌されます
旅行や好きな音楽を聴くなどの精神的な刺激や運動でも分泌が促進します

■爪(ツメ)もみ
爪(ツメ)もみは血流が良くなり、自律神経のバランスが整い、さらに免疫力も高まります。
爪(ツメ)付近には動脈と静脈が合流する吻合部(ふんごうぶ)と呼ばれる場所があり、唯一外から刺激できる場所です。
この部分をもむことで末端のポンプが働き、全身の血流が良くなります。
するとストレスや緊張で交感神経にスイッチが入っていた自律神経が副交感神経に切り替わります。
この副交感神経の働きで免疫力が上昇します。
さらに爪(ツメ)もみにはデトックス効果(毒が抜ける)もあります

■簡単爪(ツメ)もみ法!!
まず血管の通っているツメのはえぎわ2ケ所を反対の手の親指と人さし指で強く押します
そのまま指を左右にねじるように動かし刺激をアップさせます
1本の指につき20秒以上、順番はとくにありません、全ての指をもんで下さい
・さらに足の指ももむとベストです
・ストレスがあるときに行うとリラックスできます

■抹茶で冷え解消!
血行不良が起こる大きな要因の一つは血液中の脂質が酸化して血液が流れにくくなることです。
抹茶に含まれる“ビタミンE”は自らが身代わりになって脂質の酸化を防いでくれます。
さらに抹茶には“カテキン”も豊富に含まれ酸化したビタミンEを排泄してくれる働きもあります。
抹茶をとることで全身の毛細血管まで血液が行き渡り冷えを解消してくれます
・抹茶ヨーグルト(ヨーグルト抹茶を混ぜて食べます)
バタートースト抹茶をふりかけて食べます
・ごはんに抹茶をふりかけて食べます
抹茶 抹茶の食べ物

■オクラでカゼ予防!
オクラの種のネバネバ成分である“ペクチン”がカゼの症状の原因であるヒスタミンを減らし、発熱・くしゃみ・鼻づまりの抑制に役立つそうです。
きざみオクラ:醤油レモン汁唐辛子を混ぜる
オクラ