老けやすい!太りやすい!疲れやすい!他人より損な身体を改善、酵素の働き

■老けやすい身体かどうかのチェック法(爪楊枝 つまようじチェック法)
爪楊枝の先1cmほどを舌の先にくっつけます
このとき舌を上に上げのせたり、舌の先端だけにくっつけたりしないようにします
舌はできるだけ真下に伸ばしてその先に爪楊枝をくっつけます
そのまま1秒間隔で唇の端まで左右に大きく振ります
爪楊枝が落ちたら終了です
15回以内で落ちたり、なかなか落ちない人は老けやすい損な身体をしています

■私達の身体の中でのアミノ酸の役割
私達の身体はタンパク質を材料にして身体の細胞が作られています。
食事で摂ったタンパク質を細かく分解してアミノ酸を作り、これを身体の中に溜めておいて細胞が古く傷んできたら新しい細胞を作って取り替えていく作業を行います。
これが新陳代謝です。
身体の中はもちろん肌や髪など見た目に見える部分もアミノ酸を使って日々作りかえられています。
つまりアミノ酸がしっかり蓄えられている人ほど、いつでも若々しく元気でいられます。
しかしこの貯蓄されているアミノ酸は細胞の材料以外にも“酵素”として使われ、エネルギーを生み出す様々な場面でお手伝い役として働き続けています。
アミノ酸は古くなった細胞の新陳代謝に使われる材料であり、不足すれば全身で細胞の老化が起こりやすくなります

■酵素の働き
全身で働いている酵素は3000種類以上あるといわれています。
そしてその全ての材料がアミノ酸になります。
基礎代謝:生命を維持する基礎代謝のエネルギーを作る時にも酵素が使われます。
新陳代謝:全身で行われている新陳代謝でも酵素が使われます。
解毒:体内に発生した有害物質を肝臓などで素早く処理するさいにも酵素が使われます。

■消化酵素の無駄使い
食事の度に使われている消化酵素もアミノ酸が材料になります。
“だ液”や“胃液”に含まれている消化酵素は食べた物を細かく分解して身体に摂り入れるまで消化・吸収のあらゆる場面で働く物質です。
食事は日々何度も行われるため、食事の度に消化酵素を無駄使いしていると身体のアミノ酸が不足してきます。
すると細胞の材料が不足するため新陳代謝も低下し、肌や髪がボロボロになったり、体型が崩れたりしていきます。
食事による消化酵素の無駄使い
必要以上に消化酵素を作り続けていると、新しい細胞の材料となるアミノ酸まで不足します

■だ液・胃液の消化酵素
・だ液(アミラーゼ)材料となるアミノ酸数は500
・胃液 材料となるアミノ酸数は700

アミノ酸の節約には消化第一段階での だ液が重要です。
視覚や嗅覚の刺激を脳が受けると、身体は食べ物を取り入れるたいせいをとります。
それが、だ液の分泌です。
食事時にだ液を分泌させないと日常時の分泌も低下しやすくなります
口から入った食べ物は食道を通って胃に向かうまでの間に、その内容や量がチェックされています。
これは第ニの消化酵素である胃液の分泌量を決めるとても大事な情報です。
もしだ液による分泌もそこそこに食事のかたまりがあっというまに胃に届いてしまうと、必要以上に胃液が分泌されてしまい消化酵素の無駄使いが起こります

・すい液(アミラーゼ リパーゼ トリプシン)材料となるアミノ酸数は1200
すい液は胃の裏側にあるすい臓から分泌される消化酵素!
糖質・タンパク質・脂質の全ての栄養素を最終的に消化する消化酵素です。
ただしこのすい液を作るためには1200種類のアミノ酸が必要で、すい液を使えば使うほどアミノ酸が起こりやすくなり、その結果老けやすい身体を作りやすくなります。
すい液は脂質に反応しやすく、油物の摂りすぎはすい液の生産を過剰にしてすい臓に負担をかけます。
油物を食べた時に胃の後側あたりが痛んだり、好みが肉から魚に急に変わった人は要注意です。
間違った食生活がすい臓にダメージを与え続けていると、すい炎などの病気を起こす可能性が高まります。
すい炎とはすい液をスタンバイしているうちに、すい臓自身がその消化力で溶かされてしまった状態で激しい痛みが起こります。

■消化酵素を無駄使いする食事の仕方
・ながら食い(ながら食いはだ液の分泌を低下させます)
・よく噛まない(噛むこともだ液の分泌に大事な刺激です)
・めん類が好き(めん類は噛まないので要注意)
・水分の摂り過ぎ(水分で薄まった胃液は分泌量を増やして対応しようとします)
・油ものが大好き(すい液は脂質に反応しやすくすい臓に負担をかけます)

■老けやすい身体を改善するには?
アミノ酸の無駄使いを止めるには効率のよい消化酵素である“だ液”や“胃液”をしっかり働かせることです。
こうすれば“すい液”を作るすい臓に負担をかけなくてすむようになります。
●だ液の分泌をアップさせる
・食べる前に30秒間料理を見る

 視覚情報を受けた脳が、だ液腺を刺激し、だ液の分泌を促します
・胃液を働かせるために胃を温める
 あついみそ汁を飲んだり、食後にあついお茶を一杯飲む
 酵素が一番働きやすい温度は体温に近い37℃前後です。
 食事中に冷たい飲み物を飲んで胃の温度が下がると、
 胃液の働きが下がり、そのため補充せざるをえなくなり、
 さらに分解出来ないとそのまま小腸へ流れ、すい臓に負担をかけることになります。

酵素の活性化
酵素は体温に近い37℃前後で活性化します。胃内部の温度を下げないためには温かい食事を!

■太りやすい!疲れやすい損な身体かどうかの足組みチェック法
リラックスした姿勢でイスに座り、どちらか楽な方の足を組み、両手を軽くヒザの上に乗せます
左右どちらを上にしたときが楽ですか?
そのまま足を組んだ状態で上半身を右に45度ひねります
続いて左側にも45度ひねります
左右どちらを向いたときが楽だと感じましたか?
以上2つをチェックします
1〜4で上な程損な身体になります
1:右足が上で右向きが楽
2:右足が上で左向きが楽
3:左足が上で右向きが楽
4:左足が上で左向きが楽

栄養を吸収するために使われる消化酵素に対して、摂り込んだ栄養素を利用している酵素が代謝酵素です。
中でも解毒酵素は特に忙しく働いています。
身体にとって不要な物質を処理するのも酵素が働いています。

肝臓は代謝酵素を作る工場でもあります。
ストレスを感じると全身で様々な防御反応が起こります。
そんな時体内で大量に発生してしまうのが有害物質である“アンモニア”です。
解毒酵素を大量に使い、処理しきれなくなると身体に様々なシグナルが現れます。
■身体に様々なシグナル
●眠くないのに生あくびが出る

酵素により処理し切れなかったアンモニアは脳に向かい、その機能を低下させることが多くなります。
生あくびには脳が自ら活性化させるために起こした生理的な反応の一つです。
●のどが渇きやすい
血液中のアンモニア濃度が高くなってくると、それを薄めようと水分が欲しくなります。
解毒酵素が行うアンモニアの処理は、身体の中では優先事項になります。
大量のアミノ酸をどんどん使って解毒酵素が大量に作られます。
すると新陳代謝が衰えたり、基礎代謝が衰えたりし、老廃物の処理がままならなくなり、太りやすく疲れやすい身体になります。
●人より寒がり
基礎代謝が節約モードに入っているため、いよいよ体内でアミノ酸の量が不足してくると、解毒のために背中の筋肉からアミノ酸が奪われます。
そのため背中の筋肉が衰え猫背になりやすくなります。
●辛いものをよく食べる
解毒酵素の浪費とアミノ酸不足で身体が危険を感じると、解毒に追われる酵素が自分を働きやすくするために代謝を上げようとし、辛いものなどが欲しくなります。

■食物酵素
酵素は食事によって補うことが出来ます。
人間が体内で作っている酵素と非常によく似た働きをしてくれます。
食物酵素を摂取すればアミノ酸の節約が可能となります。
食物酵素は熱に弱いので、摂取するときは加熱しないで摂ることが大事です。

●醗酵食品(脂質の分解を助ける食物酵素が豊富に含まれています)
 イカの塩辛納豆キムチヨーグルトナチュラルチーズ
●フルーツ(タンパク質を分解する食物酵素が豊富に含まれています)
 パパイヤキウイパイナップル
●アブラナ科の野菜(糖質をの分解を手助けするアミラーゼが含まれています)
  水菜大根キャベツ

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