小脳トレーニング、代謝UP、ヤセ体質、バランス力アップ

食べる量は変わっていないのに太ってきた!
肩が凝りやすくなった!
疲れやすくなった!
これは身体のバランス力の衰えが原因かもしれません。
バランス力は歳とともに衰えていきます。
バランス力は20代がピークで40代あたりから急激に衰えていきます。

■バランス力テスト:片足手旗信号
利き足を軸にして片足で立ち、手を上と横の直角に広げます
目をつむった状態で軸足を動かさず、手を交互に振ります

5回 20代のバランス力
4回 30代のバランス力
3回 40代のバランス力
2回 50代のバランス力
1回 60代のバランス力

■小脳の働きがバランス力に大きく影響する
小脳とは大脳の下、後頭部にある脳です。
この小脳の働きがバランス力を大きく左右しています。

■バランス力が衰える原因は小脳の機能低下
小脳は身体の動きをコントロールしている脳で運動のすべてにおいて動きを調整しています。
中でも大事な仕事はバランスコントロールです。
小脳は身体から送られてくる傾き情報を感知し、それを基に体勢が安定するよう動きをコントロールしバランスを取っています。
そのため小脳の働きが衰えてくると、身体の傾き情報がきてもしっかり感知できなくなり、体勢を安定させる命令も十分送れなくなります。
そのためバランス力が低下していきます。
現代生活は動くことが少なくなり、歩くときもバランス力を必要としないアスファルトの道ばかり。
そのため小脳が十分使われず働きが低下。
いまバランス力の衰えが早い人が増えています。

■バランス力の低下は太る原因にもなる
筋肉は、状態を起こしている限り常に身体を支えようと働き、カロリーを消費しています。
そのため筋肉を十分使っていないとカロリー消費量が少なくなります。
筋肉は寝ているときでも熱を生むなどして常にカロリーを消費しています。
しかしバランス力が衰えていると、よく使っていない筋肉が痩せ細り、その分カロリーを消費しにくくなります。
バランス力が衰えている人は寝ても覚めても脂肪が燃えにくい損な身体になっている可能性が高い状態にあります。

■バランス力が衰えると肩がコリやすい
バランス力が衰えている人は、しっかり使っていない筋肉があるため身体を支える力が低下してしまいます。
また肩周辺の血流が悪化し疲労物質が溜まりやすくなります。
すると重い頭を支えている肩周辺の筋肉に負担がかかってしまいコリが発生しやすくなります。

■小脳が衰えると身体の重心がズレて使わない筋肉が増えてしまう
2足歩行の人間が立っているとき、もっとも安定するのは重心が真ん中にあるときです。
実はそれを維持しているのが小脳の働きです。
小脳は全身の筋肉をバランスよく使い、重心が真ん中にくるようバランスを調整しています。
ところが小脳が衰えが進むと筋肉にしっかり命令を送れず、重心を真ん中に維持できなくなります。
そうなると片側に体重をかけて身体を支えることが多くなり、その方向に重心がズレてしまいます。
すると片側の筋肉をだけしか使わないクセがついてしまいます。

■バランス力をアップさせる小脳トレーニング:目つむりタッチ
左手を前に出し、手の平をパーにして目をつむります
右手の人指し指を立て頭の上まで上げます
右手をゆっくり下ろし、親指から小指までそれぞれの指を触っていきます
小指まで行ったら逆戻り
これを左右の手を入れ替えてそれぞれ2往復行います

目をつむりタッチは小脳の情報感知を鍛えます。
たとえ上手にできなくても、指先を触ろうとしているだけで小脳の情報を集める力がアップします。

■バランス力をアップさせる小脳トレーニング:コイン挟み

100円玉か10円玉を3枚用意します
左右の手の平をひろげ
指の間(第一関節の辺り)にコインを挟みます
挟む順番は自由です
3枚挟めたらコインを落とさないように手の平を水平し5秒間キープします
これを3回繰り返します

小脳は力を微調整するときに、命令を密に送り続けるため常に活性化されます。
小脳は手から伝わってくる物の硬さの情報を基に、程よい力かげんで作業するよう筋肉の動きを微調整します。
これにより小脳の命令力がアップします。

■バランス力をアップさせる小脳トレーニング:飛行機ポーズ
雑誌を開いて頭の上に乗せた状態で、片足を上げて飛行機のようなポーズをします
10秒間キープできたら左右の足を入れ替えて2回繰り返します

飛行機ポーズをしていると首から足まで全身の筋肉がまんべんなく使われます。
つまり小脳が全身の動きをコントロールする力がアップします。
小脳をよく使うと筋肉をバランスよく使うようになり、その分カロリーを多く使うことができるようになります。
そうなると身体を支える力も復活し、肩がコリにくく、疲れも溜まりにくくなります。
大事なのは小脳を活性化し続け、若いバランス力を維持することです。

■ソバの実+ヨーグルトで便秘改善
蕎麦は体内のコレステロールが溜まり過ぎないように、排泄を促す“レジスタントプロテイン”というタンパク質を豊富に含んでいます。
この成分は消化されないまま腸に届き、コレステロールなど不要な物質を体外へと排泄してくれます。
殻を外した蕎麦の実を炊飯器で炊き、ヨーグルトを上にかけて食べる。
ヨーグルト